園外保育2019.06.08

 生見保育園園庭からは、JRが通るのが見えます。がたんごとん…と毎日JRの音が聞こえてくると、「何色の電車かな?」と色当てをしたり、「電車より速く走るぞ!」と、競争をしたり、「ばいばーい」と手を振っています。そして、反対側には生見の港があります。

 今日は生見の港まで園外保育へ行ってきました。年長児・年中児・年少児は手を繋いで歩き、0,1,2歳児はバギーやベビーカーを利用し、子どもたちの安全第一に保育者の立ち位置に配慮して出発します。横断歩道を手を挙げて渡った先は海の音と塩風のいい香!細道を通ると、カマキリの卵があったり、夏場はセミがいたり、いろいろな生き物にも出会えるちょっとわくわくする細道です。

 港には小さな公園があり、公園内で遊ぶこと!と約束事をしていざ出陣!「こちょこちょ~」と、ねこじゃらしを発見し友だちや先生に攻撃。「あったあった。」と喜んで見せてくれた手には松ぼっくり!こんな時期にも落ちていました。「あそこに何かいる!」と指差す先には細長い足と身体の大きな鳥。じっと観察。ふと目を離してもう一度見たときには、「わっ!反対向いてる。」次は目を離さずじーっと見て。「飛んだ~!!」飛ぶ瞬間を見れた子供は大興奮でした。友だちや先生にも大きな声で報告していましたよ。

 公園の次は海を覗いてえいやフグを見つけたり、貝殻を拾ったり…子どもたちはこの瞬間にいろんな発見をしたり、不思議を見つけたりしていることと思います。

 こんな海!山!の自然に囲まれた生見保育園。自然の中でしかできない遊びや発見、経験をして、楽しくのびのび成長していけるように見守っていきたいと思います。