こんにちは。園長の宮原です。
昨年、今年と0歳児さんがいなかった生見保育園に、5月から0歳児の女の子がやってきてくれるようになりました。
年中・年長さんはお世話が大好き。赤ちゃんが泣いていると、「声が大きいからびっくりしたんだね」「だいじょうぶ?」と優しく声をかけてあげる姿が。
年長の女の子は、赤ちゃんが泣いている様子をみて「きりんのタオルがないから泣いてるんじゃないかな?」と、赤ちゃんが手になにも持っていないことに気づき、お気に入りのタオルをそっと手渡してあげるなど、その観察力には驚かされてしまいます。
そして、2歳児さん。「あかちゃん、ないてるね~」と少し悲しそうな困ったような表情でしたが、「いないいない ばあっ!」と赤ちゃんに近づいて何度も「いないいないばあ」を繰り返してあやそうと頑張る姿に、赤ちゃんも泣き止み『キョトン…』とびっくりした表情をみせてくれました。
『自分がしてもらって嬉しかったことを赤ちゃんにやってあげたい』と思い行動できる子ども達の心の成長を実感する毎日です。
保護者の方は、赤ちゃんを預けることに不安もあったかと思いますが、このような子ども同士の関わり合いを0歳児から経験させてあげられる環境を大切に作っていきたいと思います。