こんにちは。園長の宮原です。

今日は、朝の戸外遊びの時から年長さんの子ども達の間で『足し算』のブームが起こりました。「せんせ～！50たす5、知ってる？」と尋ねてきた男の子に、「知ってるよ！55だよ！！」と自信満々に答えると、次は違うお友達から「じゃあ、1000たす100は？」「それじゃあ、次は…」と、次から次へと問題が出てきます。

その様子を見ていた保育者が、ぞう組さんの午睡時間に、年長さんのために「お勉強ゾーン」と「お絵描きゾーン」を準備していました。お勉強ゾーンでは、図鑑や絵本を開いてお友達と一緒に文字を読む男の子たちや、保育者から足し算の問題を出してもらって一生懸命解いている子ども達の姿が。

ただただ数字と向き合うだけではつまらないので、『数字の積み木』を使って遊びながらお勉強してみました。『3』と『4』の積み木を重ねた高さと『7』の積み木の高さが同じになる様子をみて、「え！！3と4をあわせると7になるんだ！！」と目をキラキラと輝かせている子どもの表情を見ていると、私もとても嬉しくなりました。自分が理解したことをお友達に教えてあげる姿や、「もっとやってみよう！」と次々に問題に取り組む姿もみられ、文字や数字への興味や関心の深まりを感じました。

一部のお友達は、10以上の数字の足し算にも挑戦し始めましたが、それはまだ少し難しいようです。無理せず、楽しみながら学びを進めていってほしいと思います。